live to tell ~ Monica / Chong

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更年期、恐るることなかれ。「更年期」をゴキゲンに乗りきるために今すぐできること

 

◆更年期◆子宮筋腫◆生理痛◆

 

 

「更年期が不安」。そう感じる女性は少なくないと思う。それもそのはず、私たちの耳に飛び込んでくる更年期のイメージといえば、ホットフラッシュやイライラなど、生活に支障が出るほどの不調を指す「更年期障害」のエピソードが多いのだから。

 

「更年期」に入ったかも…そのサインとなりうる6の現象 混同されやすいが、更年期の女性すべてにそういった不調が起こるとは限らない。PMS月経前症候群)が重い人と、何も感じない人がいるように、女性ホルモンの減少がわかりやすい体や心の不調として現れる人もいれば、気がついたら更年期が終わっていたという人もいる。

 

 

 

 

私自身、47歳になったあたりからそれまできっかり28日周期で来ていた生理が少しずつ不順になってきたので、いわゆる閉経周辺期といわれる時期に入っているのだろう。

 

でも、今のところホットフラッシュやめまい、イライラといった心や体の不調には見舞われていない。そして、きっとこの先も「更年期障害」と呼ばれるほどの不調とは無縁で過ごせるのではないかと信じている。その根拠は二つ。

 

ひとつは、自律神経が乱れないよう、ほどよい運動、バランスの良い食事、たっぷりの睡眠、そしてストレスをためない生活を心がけているから。

 

 

 

 

更年期について様々なドクターに取材してきてわかったのは、更年期に現れる様々な不調の原因は、ホルモンバランスの変動によって自律神経のバランスが崩れること。ということは、できるだけ自律神経のバランスを整える生活を心がければ、女性ホルモンによる悪影響をカバーできるのではないか。

 

これは私なりの考えだが、運動と食事と睡眠、ストレス対策はあらゆる病気を防ぐ上でも大切なことなので、継続していこうと思う。

 

 

◆更年期◆子宮筋腫◆生理痛◆

 

 

 

もうひとつは、「私はきっと大丈夫」と楽観的に思い込んでいるから。更年期障害が重くなりやすい人は、神経質で真面目、心配性といったタイプが多いそう。逆におおらかで大雑把な人は症状が重くなりにくいという。

 

「病は気から」という通り、更年期の不調を恐れていたら、自分の体もそちらに引っ張られていく気がする。だから根拠はなくても「私は大丈夫」と信じ切る。

 

 

 

 

もちろん、時にはモヤッとしたり、妙に疲れたりする日もある。でもそんな時はたっぷり睡眠をとったり、好きな入浴剤を入れてお風呂に入ったり、大好物を食べたりおいしいお酒を飲んで自分の機嫌をとる。

 

 

更年期は閉経を挟んで前後10年を指すので、実際に閉経してみないと私の更年期がいつからいつまでなのかはわからない。 でも閉経の平均年齢が51歳前後であることを考えると、多くの女性は45歳頃から55歳頃が更年期にあたることになる。

 

 

この時期は、女性ホルモンが急激に減少していくという内因的な要素だけでなく、女性にとっては環境的にも外見的にも様々な変化がある。 子どもがいる女性の場合なら子どもが手を離れたり、独立していくことで心にポッカリ穴が開いたような状態になることもあるだろう。

 

 

◆更年期◆子宮筋腫◆生理痛◆

 

 

働く女性なら目前に迫ってきた定年退職という文字がちらつき、老後の不安を感じ始めることもあるかもしれない。外見的にもシミ、シワ、白髪に肌のたるみetc. 自分の老化を感じずにはいられない変化が一挙に襲ってくる。 さらにはコロナによる社会の変化や、物価上昇などなど、気持ちが不安になる要素を数え出せばキリがない。

 

環境的な変化や外見的な変化、ホルモンの変化は自分ではどうすることもできない。けれど自分の心の持ちようは、自分でコントロールすることができるし、以前に書いたコラムでも紹介した通り、人の幸せの40%はその、自分でコントロールできる心のあり方で決まる。 だから、今更年期に突入して戸惑っている人も、未来の更年期を恐れている人も、怖がるのではなく、今からでもできる自分の心と体に良いことをしていこう。

 

もちろん、体調の異変があった時や不安がある時は、婦人科や更年期外来でドクターに相談すること。 私自身も生理の周期が短くなってきて、更年期だからかな、と思いながら婦人科に行ってみたら直径8センチもの子宮筋腫が見つかって検診の大切さを改めて実感した。

 

 

 

 

お恥ずかし話、おなかに硬い塊があることには気がついていたのに、便秘のせいだと思い込んで放置していた。 ちなみに、私のおなかにある子宮筋腫は大小合わせて5個くらい。とはいえ、ドクターによると子宮筋腫は女性ホルモンの量が減少すると小さくなるようなので、そろそろ女性ホルモンの量が減少するはずの私は、筋腫を取り除く手術などはせず、しばらく様子を見てみることに。

 

もちろん、頻尿になるなど生活に支障が出てきたら手術か、女性ホルモンを抑える注射などで筋腫を小さくすることはできるので、半年ごとに検診で経過を見守っていく予定。ともに更年期をゴキゲンに乗り切っていこう!

 

 

◆更年期◆子宮筋腫◆生理痛◆